Olivia Hartのプロフィール写真
著者:Olivia Hart
更新日 初回公開日
7分で読めます

猪苗代スキー場

湖の眺め、急斜面のサプライズ、無料の平日

最高の天気の日の猪苗代スキー場のコースからの眺め
猪苗代スキー場のメイン画像
猪苗代スキー場
8.3

約7m

降雪量

1255m

標高

10

リフト

¥6,600

料金

スキー場の評価方法について詳しく
初心者

湖の眺めと無料の平日

猪苗代スキー場は磐梯山の南麓にあり、国内4番目に大きい湖、猪苗代湖を見下ろしています。かすんだ朝には海と見間違えるほど大きな眺めで、どのリフトに乗っても安全バーつきの絵はがきのよう。山は三つのつながったゾーンに分かれています。湖側の広くフレンドリーなスカイとベース、そして東のミネロには全国大会級のレースバーンと急な斜面があります。

主役は雪ではなく料金。スキー場の無料ファンクラブに登録すれば平日のリフト券は無料、週末は半額。そう、無料です。チケット窓口でカードを受け取るために並ぶ必要はありますが、18コース、標高差約580mの無料の一日との間にある手続きはそれだけ。家族連れや予算重視の長い東北ドライブ旅なら、一週間の計算がまるごと変わります。

弱点は雪そのもの。猪苗代スキー場は磐梯のお隣より日当たりがよく吹きさらしなので、少し北で降るドライで深い雪は少なめ。ツリーランの聖地ではなく、本当に急な斜面がいくつかある、圧雪バーンと眺めの山です。平日は貸し切りのように感じられることもあり、土曜日は郡山や会津の家族連れ、ナイター、そして花火ショー。

このレビューで、猪苗代スキー場に丸一日使う価値があるか、安いウォームアップの日にするか、それとも照明の下の土曜の夜だけにするかを判断してください。

スキー場データ

  • 標高差580m(1255m → 675m)
  • 降雪量
    約7m
  • コース比率 50% 35% 15%
  • ツリーラン
  • リフト券¥6,600
  • リフトリフト10基(フード付きクワッド2基を含む)
  • 混雑度
  • コース外滑走リフト券没収の可能性あり
  • ナイター
  • 家族向け
  • コース数18
  • 滑走エリア約103ha
  • 雰囲気湖の眺め、長い夜、地元の人気者

コースマップ

宿泊施設

地図で見る

スキー場自体に温泉はないので、どこに泊まるかでどこに浸かるかが決まります。いちばん近いのはゲレンデのすぐ下の葉山温泉エリアで、猪苗代観光ホテルとヴィラいなわしろはどちらもスキー場と同じグループの運営。豪華さはない王道の日本のリゾートホテルですが、数分でファーストリフトに乗れ、ラストランの後すぐに温泉に浸かれます。

ホテルリステル猪苗代は湖の西側、リステルスキーファンタジアの大きなオールインワンで、いくつものお風呂、広いファミリールーム、ビュッフェの夕食。スキーと同じくらいプールやゲームルームを楽しみたい混成グループや子どもに向いています。もっと洗練された宿なら、ネコママウンテンのサウス側の麓にある星野リゾートの磐梯山温泉ホテルが車ですぐで、二つのスキー場で日を分けるならいい拠点です。

予算重視なら、無料シャトルの出発地でもある猪苗代の町や駅周辺のペンションや小さなゲストハウスを。畳の部屋、乾燥室、早い朝食が定番です。どこもナイトライフはほぼゼロなので、夕食、温泉、就寝の計画で。ペンション泊のあれこれはペンション宿泊ガイドで。

パウダーとコース

スカイとベースのエリアは湖に面した半分で、夜の間に圧雪されれば読みやすくカービングしやすい、広くうねるピステ。初心者や初中級者の地形のほとんどがここにあり、スキー場が初めての人に勧める麓のなだらかな中央ゲレンデも。スカイエリアの天の庭は平均約25度で、のんびりしたベースエリアから想像するより急なので、次に進む準備ができたと思っている中級者のいい腕試しになります。

上級者が一日の大半を過ごすべきはミネロ。ミネロ東と西は本格的なフォールラインの中級クルーザーで、その上には国体のために造られた広く急な斜面、国体コース。新雪の後は非圧雪のまま残され、それがスキー場でいちばんのパウダー。チョークっぽく風の影響を受けていることも多いですが、ちゃんと滑れるだけの斜度があります。もうひとつの目玉は大沢スラロームバーンで、平均35度、42度の区間も。どんな基準でも本当に急なので、ウォームアップではなく硬い日の脚焼きコースとして扱いましょう。

正直な弱点は雪質。スキー場は南と東の湖の方を向いているので、日陰の磐梯山北側より日差しと風を多く受けます。厳冬期の寒波は圧雪バーンにドライでグリップの効くチョーク、コース脇には柔らかいポケットを残しますが、暖かくなったり晴れた午後になったりするとすぐに締まります。大きな寒波が来たら、猪苗代スキー場は当日の朝より翌日に滑るのがいい場所。少し北の冷たいパウダーのほうが長持ちするからです。

林と境界:ゲートシステムも指定のツリーゾーンもありません。パトロールはマーク付きのコース内で滑ることを求めていて、ロープをくぐればリフト券を失うことも。ここでの楽しいオフピステは、雪が降った後のコースの間の柔らかい端や沢くらいで、グレードを周回するほどではありません。

一日の流れ:まだ柔らかいうちにミネロのフード付きクワッドで国体コースから始め、ミネロの常連が荒らし終えて湖の光がよくなる午前中ごろにスカイへ。リフトは8:30〜16:30。混む週末用に優先レーン券(1日500枚限定)もありますが、平日の列ではまず必要ありません。

猪苗代スキー場の雪予報

アクセス

電車:東京から東北新幹線で郡山へ(約80分)、磐越西線でさらに約40分の猪苗代駅へ。駅からスキー場まで無料シャトルバスがあり、混雑時は増便もあるので、車なしでも行けます。

車:磐越道の猪苗代磐梯高原ICで降りればベースまでわずか10分ほど。駐車場は無料です。道はよく除雪されていますが、風のない寒い朝は湖沿いの区間が凍ることがあるので、スタッドレスタイヤは絶対条件、チェーンもあると安心。レンタカーがあれば磐梯エリア全体に行けて、実用的なことは冬のレンタカーと雪道運転ガイドで解説しています。

飛行機:福島空港が近いものの便は少なめ。北から来るなら仙台空港も使えます。

どんな人に向いている?

  • 初めての人良い
  • パウダー狙いまずまず
  • 滑らない人まずまず
  • 予算重視まずまず
  • アフター・夜遊びいまひとつ
  • アクセスのしやすさまずまず

家族連れと初心者がいちばんの勝者。なだらかで広い斜面、屋根つきの動く歩道があるキッズパーク、無料駐車場、そしてあの無料の平日チケット。中級者には三つのゾーンにわたるバリエーションと、手を伸ばせる急な斜面がいくつか。上級者はいい日なら国体コースと大沢バーンを楽しめますが、昼には新しいネタが尽きるでしょう。林と深いパウダーが旅の目的なら、猪苗代スキー場は拠点ではなく北の寒波の日の合間の安い休養日に。

グルメとアフタースキー

ゲレンデの食事は、カツカレー、ラーメン、丼もの、お子様向けのプレートと、定番のゲレンデ飯をそこそこ上手に。ほとんどのレストランは食券機で、現金に加えてSuicaなどのICカードやPayPayも使え、注文は簡単です。氷瀑テラスのレストランは、現金が足りなければクレジットカードも使えます。

土曜の夜はこのスキー場の隠し芸。メインシーズン中は毎週土曜日にゲレンデの上で雪上花火が上がり、標高約1,000mから花火に向かって滑れます。騒がしいというよりファミリー向けで、聞こえる以上に楽しい。麓の猪苗代の町には、そば屋(会津のそばはよく知られています)、ファミリーレストラン、居酒屋がいくつか、湖近くには地元のクラフトビールの店も。ここでのアフタースキーはクラブではなく、お風呂とビールです。

Japow Travelのアドバイス

  • 無料会員になろう:到着前にオンラインでスキー場のファンクラブに登録を。平日の1日券は無料、週末は半額に。チケットカードは窓口で受け取る必要があります。
  • 営業時間:日中のリフトは8:30〜16:30。ナイターは土曜といくつかの祝日のみ16:00〜22:00、ベース第1クワッドで営業なので、毎晩ライトアップされるわけではありません。
  • 雲海の朝:冬の終わりの一部の日曜日は、谷の雲の上で早朝スキーができるよう6:30にリフトがオープン。別チケットが必要で、晴れて風のない天気が条件です。
  • 境界:ゲートもツリーゾーンもなし。ロープの内側で。
  • 雪のパターン:ベストは1月と2月。日当たりのいい斜面は春にはすぐ締まるので、午前に滑って午後は温泉へ。
  • わかりやすさ:券売機、標識、ゲレンデマップはわかりやすく、迷うことはありません。

近隣スキー場

いいパウダーとずっと広い地形なら当然ネコママウンテン、裏磐梯の上のグランデコはより高く冷たい雪。リステルスキーファンタジアは湖の反対側の穏やかなファミリーゲレンデ、猪苗代スキー場と同じグループが運営する箕輪スキー場は2シーズンの休止を経て再開予定です。

結論:東北でいちばん安い絶景

猪苗代スキー場はお隣とのパウダー勝負には勝てませんし、挑もうともしていません。ここにあるのは、広くよく圧雪されたコース、本当に急な斜面がいくつか、そして見飽きることのない湖の眺め。平日ならそれがすべて無料の会員登録だけで手に入ります。脚を休めたい日、子どもに自信をつけさせたい日、予算を救いたい日に計画する一日で、花火の上がる土曜の夜には、もっと大きな山も顔負けの楽しさです。