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著者:Olivia Hart
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上越国際

線路の終点の大きなクルーザー

上越国際スキー場のキッズエリア
上越国際のメイン画像
上越国際
8.3

約10m

降雪量

1017m

標高

19

リフト

¥5,500

料金

スキー場の評価方法について詳しく
家族旅行ティーン連れの家族大人のグループひとり旅・カップル大人数のグループ

専用の駅つきのスキー場

上越国際は越後湯沢から数駅先、南魚沼の塩沢の上に連なる森の尾根に広がっています。東京が週末に滑る巨大な場所を必要としたバブル期に造られた新潟の元祖メガリゾートのひとつで、今もその規模を証明しています。22コース、地下鉄の路線図のようなリフトマップ、そして最長6kmのコース。普通列車はゲレンデの麓の専用駅に停まり、巨大なホテルグリーンプラザ上越が、雪だまりに乗り上げたクルーズ船のようにベースに鎮座しています。

魅力はシンプル。ロングな圧雪バーン、本州のこのあたりとしては正直な標高差、温泉のある大きなゲレンデ前ホテル、そして湯沢の高いリゾートが強風で止まっても回り続けるリフト。リフト券はお隣の多くより安く、ナイターは21:00まで、家族が電車で来て一日中滑り、一度も車に触れずに済むように設計されています。

弱点は、フリーライドではなくクルージングの山だということ。オフピステは閉鎖でゲートシステムもなく、雪は穏やかな日には重くなるほど低い位置にあります。来シーズンはスノーパークとハーフパイプも廃止されたので、フリースタイル勢はほかを当たりましょう。リフトの多くは古いペアで、ベースはブティックロッジというより昭和の大型ホテルの雰囲気。向いている人と寒波の日の攻め方は、この先をどうぞ。

スキー場データ

  • 標高差817m(1017m → 200m)
  • 降雪量
    約10m
  • コース比率 30% 50% 20%
  • ツリーラン
  • リフト券¥5,500
  • リフトクワッド3基、トリプル3基、ペア13基
  • 混雑度
  • コース外滑走不可
  • ナイター
  • 家族向け
  • コース数22
  • 滑走エリア約300ha
  • 雰囲気レトロなメガリゾート、のんびり、雪深い

宿泊施設

地図で見る

当然の選択はホテルグリーンプラザ上越。ベースにありスキーイン・スキーアウト、大きな温泉、ビュッフェ、乾燥室、子どもが遊べる広いスペースもそろっています。ところどころ古さはありますが、朝食からリフトまで歩いて行けて、一度も外に出ずに湯浴みで締めくくれる。それが売り文句のすべてです。

下部のゲレンデ周辺や谷沿いには、畳の部屋、手料理の夕食、何十年も東京のスキークラブを迎えてきたオーナーのいる、家族経営のペンションや民宿もあります。ホテルより安くずっとアットホームですが、リフトまで少し車やシャトルが必要なことも。民宿ステイのあれこれは民宿ガイドでどうぞ。

飲食店を充実させ、新幹線を目の前にしたいなら越後湯沢に泊まりましょう。ホテル双葉や松泉閣 花月といった温泉旅館が駅近くにあり、ある日は普通列車で上越国際へ、次の日は湯沢の別のスキー場へ、と切り替えられます。選択肢の比較は越後湯沢の宿選びガイドで。谷をさらに上った六日町は、ビジネスホテルや地元の居酒屋がある、より静かで安い代替案です。

パウダーとコース

雪は日本海からまっすぐやってきて、寒ければ最高です。上越国際はベースの約200mから山頂の1,000m強までと低めなので、雪質は高いリゾート以上に気温で変わります。冷たい寒波ならどこもちゃんと柔らかい雪に、暖かい寒波だと昼には下部が重くなるので、降雪量だけでなく凍結高度もチェックしましょう。

山は四つのゾーンに分かれます。ホテル周辺のマザーズゾーンは広い初心者ゲレンデのある、なだらかなファミリー向けの端っこ。パノラマゾーンはいちばん高く上り、山頂から麓までのロングクルーザーがそろい、その中には麓までくねくねと続く穏やかな林道、6kmのミナファミリー林間コースも。アクティブゾーンは急なエリアで、フォレストゾーンはブナの古木の森を縫っていきます。初心者約30%、中級約50%、上級約20%という配分で、バランスははっきり自信を持ったクルージング寄りです。

山いちばんの斜面は大別当チャンピオンコース。最大38度で約半分が非圧雪のまま残され、自然のコブが育ち、寒波の後は新雪を保ちます。ロープの内側でいちばんパウダーコースに近い存在で、リセットの朝に上級者がまず向かうべき場所です。パノラマ第3尾根コースは脇に立ち木がたくさん残っていてコントラストと柔らかい端があり、視界がフラットになったらフォレストゾーンのコースが定番。

寒波の日は低い場所と林にとどまりましょう。上部のパノラマのリフトは吹きさらしで、強風で真っ先に減速や運休になりますが、フォレストゾーンと下部は動き続け、もやの中でも地形が見えます。風が落ちたらまた上がり、手つかずの雪が積もったロングな圧雪バーンの端を攻めましょう。寒波の後の平日の朝がスイートスポット。この規模のリゾートなら、そこそこの人出も消えてしまいます。

コース外のサイドカントリーやツリーランは禁止で、パトロールは実際にリフト券を取り上げます。林やゲートが欲しいならほかで一日計画し、上越国際は滑走距離と悪天候の日の会場として扱いましょう。ナイターは長峰とホテル前のゲレンデで17:00〜21:00。これが大きな価値で、ナイター込みの1日券は1日券だけより数百円高いだけです。

上越国際の雪予報

アクセス

電車なら、上越新幹線で東京から越後湯沢まで約75〜90分。JR上越線の普通列車に乗り換えて少し行けば上越国際スキー場前駅で、ゲレンデの目の前に降ろしてくれます。普通列車は本数が少ないので、東京を出る前に時刻表を確認するか、乗り逃したら越後湯沢からタクシーで。

車なら、関越道の塩沢石打ICで降り、国道17号でスキー場まで約7分。都心から約2時間、雪の土曜日はもっとかかります。スタッドレスタイヤは必須、チェーンも積んでおく価値あり。基本は冬のレンタカーと雪道運転ガイドで。

どんな人に向いている?

  • 初めての人最高
  • パウダー狙いまずまず
  • 滑らない人まずまず
  • 予算重視まずまず
  • アフター・夜遊びいまひとつ
  • アクセスのしやすさ良い

上越国際をいちばん楽しめるのは、家族連れ、レベルの違うグループ、そしてロングクルージングが好きな人。マザーズゾーンはホテル横で子どもや初心者になだらかな遊び場を提供し、中級者はパノラマとフォレストのゾーンを何日もかけて巡っても同じコースをあまり繰り返しません。駅がゲレンデの麓にあるので、車なしの旅にも有力な選択肢です。

上級者には大別当チャンピオンコースと本物の急斜面がいくつかありますが、一週間を埋めるほどではありません。林を追うフリーライダー、パークがなくなったフリースタイラー、にぎやかな村を求める人はほかを当たるか、ここは一、二日だけに。まだ決めかねているなら、スキー場ファインダーで絞り込めます。

グルメとアフタースキー

ゲレンデの食事はカツカレー、ラーメン、唐揚げ丼、うどんといったおなじみのゲレンデ食堂のラインナップに、ベースのカフェがいくつか。週末のランチの行列は正午ごろがピークなので、11:00か13:00以降に食べるか、メインのベースロッジではなく離れた小さなレストランを試しましょう。

ゲレンデを離れたら地元流に。南魚沼は国内屈指の名高いコシヒカリの産地なので、シンプルな定食でさえ想像以上においしい。ご当地の一品はへぎそばで、酒蔵が多いのでどの居酒屋の酒のリストも絶品です。アフタースキーはたいてい温泉、夕食、早寝なので、バーが欲しいなら越後湯沢に泊まりましょう。店に入ったら居酒屋ガイドが注文の助けになります。

Japow Travelのアドバイス

行く前の実用的なメモをいくつか。日中のリフトは8:00〜17:00で、下から順に上へとオープンしていきます。ナイターはシーズンの大半、長峰とホテル前のゲレンデで17:00〜21:00。

チケット

暗くなっても滑る可能性が少しでもあるなら、1日+ナイター券を。通常の1日券とほとんど変わらない値段で、オンラインならもっと安いこともよくあります。

雪崩とバックカントリー

コース外はすべて閉鎖でゲートシステムもありません。ロープをくぐればリフト券を失う危険があります。

雪と天気

標高が低いので雪質は気温次第。いちばんいいコンディションは冷たい北西の寒波のとき。強風では上部のパノラマのリフトが真っ先に閉まります。

組み合わせたい近隣スキー場

急な斜面の一日ならすぐ先の石打丸山、ガーラ湯沢は越後湯沢から新幹線で一駅、岩原スキー場と神立スノーリゾートも違うレイアウトに切り替えたいときにさっと行ける近さです。

結論:電車で行ける、大きくて気楽な選択肢

上越国際はパウダーの聖地のふりはしません。線路の終点にあり、21:00までリフトが動き、風で高いリゾートが止まっても動き続ける、巨大でファミリーフレンドリーなクルージングの山です。数日間ロングな圧雪バーンを滑り、グリーンプラザで湯に浸かり、安いチケットを楽しんだら、林が欲しくなったときにもっと急な場所へ。レベルの違うメンバーで車なしの新潟旅行をするなら、拠点として文句なしです。