
カービングのための巨大な一枚バーン
岩原スキー場は湯沢の町の外れ、越後湯沢の新幹線ホームから約10分。その個性は一望で収まります。メインゲレンデは幅最大200mの広く均一な一枚バーンで、インストラクターが定規で完璧なターンを描けそうなほど大きく整っています。山のほとんどは圧雪され、斜度は優しく、リフトが次々とトップ・トゥ・ボトムのカービングを届けてくれます。エッジの本当の実力を確かめたいと思ったことがあるなら、ここは試すのにとてもいい場所です。
湯沢でも指折りのコスパのいい一日でもあります。1日券は多くのお隣さんより安く、数百円足せばメインシーズンは毎晩19:00(土曜は20:00)まで照明の下で滑り続けられます。ベースはのんびりした家族経営の雰囲気で、子どもの雪遊びエリアやリフトから数歩のペンションも。レイアウトはとてもシンプルで迷いません。
弱点はバリエーション。山全体で林間コースは一本だけ、オフピステは閉鎖で、地形は探検よりスピードと技術が中心です。山頂は1,000m未満なので、暖かい寒波だと雪が重くなることも。週末は首都圏からの日帰り客や学校団体も来て、人が上へ散らばるまではベースが混み合います。
このレビューでは、大きな一枚バーンを最大限に楽しむ方法、寒波の後の非圧雪コースの場所、そして湯沢の旅に岩原スキー場を入れるべき人を紹介します。
スキー場データ
- 標高差585m(985m → 400m)
- 降雪量約10m
- コース比率 40% 40% 20%
- ツリーラン
- リフト券¥5,500
- リフトクワッド2基、ペア7基
- 混雑度
- コース外滑走不可
- ナイター
- 家族向け
- コース数20
- 滑走エリア約150ha
- 雰囲気大きなキャンバスでカービング、のんびりした地元勢
宿泊施設
地図で見るいちばん近い宿はベース周辺に集まるペンションやロッジで、多くは最初のリフトまで歩いてすぐ。シンプルな家族経営で、乾燥室、ボリュームのある夕食、早い朝食つき。ナイトライフと洗練は手放しますが、パウダーの朝は一番乗りでき、昼は歩いて戻れます。ペンション泊のあれこれはペンション宿泊ガイドで。
ほとんどの人はバスか車で約10分の越後湯沢に泊まります。駅近くには湯沢グランドホテル、ホテル双葉、松泉閣 花月など温泉ホテルがたくさんあり、専用ゲレンデのあるリゾートホテルがよければナスパ・ニューオータニも車ですぐ。町に泊まれば飲食店やバーがあり、毎日スキー場を変えることもできます。
車でスキー場を渡り歩くなら、北の南魚沼の谷に安いビジネスホテルや静かなペンションがあり、駐車も楽で高速道路にもすぐ出られます。夜は静かですが、複数のスキー場を巡る一週間の拠点として理にかなっています。
まだ拠点を迷っているなら、湯沢の宿選びガイドで並べて比較できます。
パウダーとコース
岩原スキー場の地形はメイン斜面が中心で、これがカービングに最高。広く、一定で、よく圧雪され、上級者が本物のスピードを保てるだけの斜度もあります。標高約400mから985mまで20コース、配分はおよそ初心者40%、中級40%、上級20%。最も急なジャイアントとテクニカルはどちらも35度。寒波の後は非圧雪コースを探しましょう。ジャイアントの上部にはフリーゾーン、ナチュラルとテクニカルには新雪が溜まり、ダイナミックは深雪からやがてコブに、チャレンジは平日は非圧雪のまま。クルーズは山で唯一の林間コースで約1,600m、視界が悪い日のベストチョイスです。オフピステは閉鎖でロープ規制も厳格なので、柔らかい雪は境界の内側で見つけることに。新鮮なうちに上部の非圧雪コースから始め、柔らかい雪が荒れてきたら圧雪バーンに戻りましょう。
アクセス
電車なら、上越新幹線で東京から越後湯沢まで約75〜90分。駅から岩原スキー場まではバスかタクシーで約10分なので、車なしで行けるスキー場として国内屈指の行きやすさです。
車なら、関越道の湯沢ICで降りてスキー場まで約5分。都心から約2時間半、雪の週末の朝はもっとかかります。スタッドレスタイヤは必須、チェーンもあると安心。基本は冬のレンタカーと雪道運転ガイドで。週末にいちばん近い駐車場を狙うなら9:00前に到着を。
どんな人に向いている?
- 初めての人最高
- パウダー狙いまずまず
- 滑らない人まずまず
- 予算重視まずまず
- アフター・夜遊びいまひとつ
- アクセスのしやすさ最高
岩原スキー場はカービング好き、中級者、家族連れに理想的。広いメイン斜面は初心者に失敗できるスペースを、自信のあるライダーに大きなターンを解き放つ余地をくれます。子どもには専用の遊び場とそり用の丘があり、ベースはコンパクトなので親は全員に目を配れます。
上級者も寒波の後の非圧雪コースは楽しめますが、ツリーラン好きやフリーライダーはすぐに地形が尽きるでしょう。林が目当てなら、岩原スキー場は一週間の拠点ではなく湯沢の旅の一日として。次の行き先はスキー場ファインダーが提案してくれます。
グルメとアフタースキー
ゲレンデでは、麓のレストランがラーメン、カツカレー、唐揚げ、丼ものといったおなじみのゲレンデ飯を出しています。いい燃料で、それ以上ではありません。週末は昼のラッシュを避けて早めか遅めに。
越後湯沢ではへぎそばと新潟の地酒の組み合わせをぜひ。駅ビルには地元の酒をいろいろ利き酒できる施設もあります。岩原スキー場そのもののアフタースキーはナイター、そして温泉と夕食。町に出るなら居酒屋ガイドが役立ちます。
Japow Travelのアドバイス
1日券は8:00〜17:00。1日+ナイター券は数百円高いだけで照明が消えるまで滑れるので、少しでも遅くまで残る可能性があればこちらを。
ナイター
ナイターはメインシーズン中毎晩17:00〜19:00、土曜は20:00まで。メイン、グランド、ウエストゲレンデがライトアップされます。
キッズデー
岩原スキー場は新潟県のキッズスキーデーに参加していて、指定の日曜日は小学生が無料で滑れます。予約前に日程を確認しましょう。
バックカントリー
オフピステは閉鎖でゲートシステムもありません。ロープをくぐるとリフト券を失うことも。
組み合わせたい近隣スキー場
車ですぐの上越国際はロングなクルージングと専用の駅、新幹線で一駅のガーラ湯沢はサクッと半日に、気分を変えたいときは石打丸山と神立スノーリゾートにより急な斜面があります。
結論:湯沢のカービング教室
岩原スキー場はツリーランや大きなオフピステの冒険の場所ではありません。新潟でも指折りの広く均一な斜面に長くきれいなターンを刻み、暗くなったらまた戻ってきてもう一度、という場所です。安いチケットと新幹線から10分の距離を加えれば、特に家族連れや中級者にとって、湯沢のどんな旅でもコスパの高い一日になります。
